「相手の質問が理解できず、曖昧な返答をしてしまった」

「質問に答えたものの相手に伝わった実感がなく、実際相手は腑に落ちない顔」

「日本人的な回りくどい答え方になってしまう」

「がんばって答えてみても、なんだかすっきりしない答えになる」

「いろいろ言いたいことがあったのに基本的なことしか言えなかった」

「英語でとっさに何か聞かれると緊張して言葉が出てこない」

「伝えないと困る情報があるのにうまく伝えられない」

「どうやってQ&Aの準備をしたらいいかわからない」

「そもそも何が『わかりやすい答え方』なのかがわからない」

英語でプレゼンテーションをする研究者・ビジネスパーソンにとって、英語の質問に答えることは避けて通れません。「Q&A」、「質疑応答」と名がつかなくても、「質問に答える」行為は仕事の英語コミュニケーションの中で大きなウェイトを占めています。そのため「英語質問への効果的な受け答えの仕方」を勉強したことがない方は大きな不安とプレッシャーを感じていらっしゃることと思います。

このサイトに来てくださったあなただったらすでに何らかの対策をされていることでしょう。それでもまだ、英語質問への受け答えに自信がもてないのはなぜでしょうか？相手に「伝わった」と実感できないのはなぜでしょうか？

英語の質問にうまく答えられない原因

まずは、こちらのリストをご覧ください。いくつにチェックがつきますか？

□　日本語の質問に答える感覚で英語の質問に答えている

□　質疑応答の前には、聞かれそうな質問をリストアップしそれらの答えを丸暗記している

□　Q&Aの準備と言えば、役立つフレーズを覚えるだけ

□　まずは基礎英語力が大事なので、文法書を読み直したり単語帳で勉強している

□　普段の生活で英語に触れる機会がほとんどない

いかがでしたでしょうか。

実は、これらはどれも日本人の英語学習者がハマりがちな落とし穴です。そのため一つでもチェックがついたら、英語の質問にうまく答えられなくて当然なんです。

一つひとつ説明していきますね。

落とし穴１．日本語で答える感覚で英語の質問に答えようとしている

日本語の思考回路と英語の思考回路はまったく別物です。日本語では背景を説明してから最後に答えを持ってくるのが普通ですが、英語ではまず答えを提示します。

背景の説明も、「汲み取ってくれるだろう」と言葉足らずになりがちな日本語に対し、知識の共有を前提としない英語では、詳細な描写がなされます。

つまり、日本語の答え方をそのまま英語のQ&Aに持ち込んだところで、英語スピーカーに伝わる答えにはならないのです。

落とし穴２．想定される質問への答えを丸暗記してしまう

オーディエンスからの質問を事前に予想するのは悪いことではありません。むしろやるべき準備のひとつです。

問題は、答えを丸暗記すること。

丸暗記すると、その答えを何とかして使おうとするので、その時の状況や相手・質問の焦点に合わせてフレキシブルに対応することができなくなってしまいます。

落とし穴３．役立つフレーズに頼ってしまう

この対策もそれ自体は悪くありません。Q&Aでつかえる表現を用意しておくのは、緊張して頭が真っ白になった時にも役立ちます。そして何より、ネイティブスピーカーがつかう表現を織り込みながら話すことで、自然で流暢な英語になります。

しかし問題は、どんなに役立つフレーズを知っていても、質問の理解・情報の選び方・論理構成を変えないと、肝心の受け答えは改善されないということです。

落とし穴４．英語の基礎スキルをやみくもに磨く

英語の基礎力を磨けばおのずと質問への受け答えもできるようになるだろうと期待して、やみくもに英語学習に励む方法です。

英語でわかりやすく受け答えするために、英語の基礎スキルはもちろん必要です。リスニング・スピーキング・リーディング・ライティング・文法・単語。これからも基礎スキルを高める努力を続けてください。

しかし残念ながら、基礎スキルをやみくもに磨いても、自動的に英語の質問に答えられるようにはなりません。

落とし穴５．英語に触れる機会がほとんどない

受け答えがうまくできない、もうひとつの致命的な原因は「英語脳」が鍛えられていないことです。

日本で生活をしながら英語環境を作り英語脳を磨くのは、たしかに大変なことです。

海外駐在であっても、日本人の家族と衣食住を共にし日本人コミュニティーの中で生活していると、意外と英語環境に浸れていなかったりしますよね。

でも「英語脳」が鍛えられていないと、

• 英語の質問に対し「日本語に変換して理解→日本語で答えを準備→ 英語に変換して出す」という作業を行うため受け答えに時間がかかる　

• 日本語脳のままでは英語の感性が磨かれず、表現力も理解力も限られる

• 英語に慣れていないため、「恐怖心」や「身構え」ばかりが前に出てしまい、コミュニケーションの効果にまで気を配れない

など、「英語脳」の訓練不足は英語の質問に対する「受け答え力」を身に付ける上で大きな妨げとなります。

これら５つの落とし穴から抜け出せないままでいると、いつまで経っても英語の質問にうまく答えることができず、日々の任務に支障をきたすばかりか、将来の可能性まで狭めてしまうことになりかねません。

「そんな大げさな！」

と思いますか？

いえいえ、そんなことはありません。

続きを読み進めてみてください。

「質問に効果的に受け答えする」ことの重要性

オーディエンスから質問を受けて、

途端にオドオドしてしまったり、

あせってお門違いの答えを返してしまったり、

発表での主張と矛盾するようなことを言ってしまったり、

論理構成もないまま、ダラダラと言葉を並べてしまったり・・・

これを聞いてオーディエンスはどう思うでしょうか？

「自分の専門のことなのに、実はよく理解していないのかな」

「準備してきていないな」

「自分の考えを持っていないのかな」

「自分に自信がないのかな」

「この人からの情報を信用していいのかな」

と、これまで真剣に耳を傾けてくれていた人たちが、あなたの受け答えを聞いて、

あなたの知性やプロ意識・情報の信憑性すらも疑い始めてしまうのです。

そしてせっかく英語の勉強をしているのに、「英語ができない人」と思われてしまうでしょう。

ちょっと英語の質問に答えられなかったために、あなたのもっている素晴らしい知識・見解が伝わらないばかりか、悪い印象を持たれ、しかも誤解までされてしまっては大問題です。

でも逆に、とっさの質問に対し、相手の立場でわかりやすく受け答えできれば、相手の疑問点を解消し理解を深めてあげられるだけでなく、これまでに築き上げてきたあなたの功績や価値、信憑性をさらに高めることができます。

その結果・・・

など、数々のキャリアアップのチャンスにつながっていきます。

言い換えると、「英語受け答えスキル」は、仕事で英語を使う人なら身に付けておくべき、成功のカギを握る超重要コミュニケーションスキルなのです！

そこで、今すぐ「英語受け答えスキル」 を身に付けて、今度こそ質疑応答を成功させたい人のために、日本人学習者の弱点を知り尽くした、英語教授法と英語教材開発のプロがオリジナルトレーニングを開発しました。

集中してトレーニングすることで、あなたの「受け答え」は英語スピーカーに「わかりやすい！」と喜ばれる

Clear Response

に変わります。